粗大ごみシールという言葉を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか?

この言葉を聞いたことがある方は引っ越し経験者の方ですね。粗大ごみシールの使用方法について

引っ越し以外ではあまり「粗大ごみ」って発生しないですからね。

日本全国にこの「粗大ごみシール」があるとは限りません。

全国で統一すれば引っ越す時も、ごみを出す時もラクなのですが、各自治体で違うので注意が必要です。

このシールが存在しない地域もあるのです。

ちなみにA市の粗大ごみ処理方法を例にあげてみると、「戸別収集」と「持ち込み」の2パターンです。

持ち込みは無料のようですが戸別収集は有料になります。

有料になるとすれば、この金額はどのように支払うのでしょうか?

戸別収集に来てもらった係員に現金で支払うのでしょうか?

自治体によっては戸別収集に立会い、その場で現金を支払うところもあります。

人件費も余分にかかるので、後日振り込むのでしょうか?

しかし収集を依頼してきた全員が必ず料金を振り込んでくれるとも限りません。

そのような問題点を考えて作られたのがこの「粗大ごみシール」です。

このシールだと前もって料金を払ってもらえて、品目ごとにその粗大ごみシールが貼られているわけですから、回収もラクになります。

ごみの処理方法が自治体で違うようにこの「粗大ごみシール」も違う名称でも呼ばれる場合があります。

「粗大ごみ処理券」・「粗大ごみ処理手数料券」等です。

引っ越しすればその市町村のごみの分別・廃棄法を確認したほうが良さそうです。

粗大ごみシールに記入しよう

さてその粗大ごみシールを貼るわけですが、シールへはどのように記入したらいいでしょうか?

そんなに大きくないシールですので、記入内容自体は難しくないはずです。

どの自治体もおおむね名前または受付番号・収集予定日等を記入するみたいですね。

ある自治体では粗大ごみシールに名前を書きたくない場合は、記号やイニシャルに代えることができるようですので、なんらかの理由で名前を知られたくない場合等は自治体へ相談してみてください。

粗大ごみシールとは「あらかじめ処理品目ごとに手数料を明確に決めておき、収集する粗大ごみの金額分の「粗大ごみシール」を購入してもらい、粗大ごみに張り付けてもらう」ということですので決められたルールで排出したいですね。

粗大ごみシールを購入しよう

では粗大ごみシールを購入しましょう。

「どこでそんなシールが買えるの?」と思いますよね。

今まで利用する機会がなかった方は余計にそう思うでしょう。

粗大ごみシールを購入できる一番身近なところはズバリ「コンビニ」です。実は私自身も知りませんでした。

コンビニ以外でもJA、スーパー、ドラッグストア等幅広い店舗で購入することが可能です。

粗大ごみシールを貼ろう

せっかくお金を払って購入したシールです。

確実に貼りたいですね。

各自治体でも厳しい取り決めはないようですが、粗大ごみシールを、品物1点につき1枚、回収の判断がつきやすいように、粗大ごみそれぞれのよく見える位置に貼りましょう。

また金額と粗大ごみが一致するように貼らなければ回収不可とみなされ、回収してもらえません

用意してしまえば立会いは不要です。

自治体によっては立会いが必要であったり、ごみステーションへ出すところもあります。

ここまでくれば引っ越しが終わったも同然です。

粗大ごみに貼った粗大ごみシールは雨ざらしにあっても大丈夫のようですが、雨等の影響でシールがはがれて紛失してしまった粗大ごみは回収してもらえないので、はがれないように貼っておいてくださいね。